
【キャスト】
仰木高耶:関俊彦
直江信綱:速水奨
以前にも書いたように、今回は「七月生まれのシリウス」です。
番外編「群青」内に収録されています。

CDはP183の
「夜中の町っていいよな。なんか、鼻が敏感にならねえか?」から始まります。
直江と出会って3カ月経った頃
宇都宮だと言うクセに嫌に東京の町を知り尽くしている感の直江
長兄の不動産の仕事を手伝っているから・・・と聞かされているが
そんな直江に今日は割烹料理店に連れていかれた
その場でもっと早く力を取り戻していたら国領夫人を死なせずにすんだのに・・・という苦い思いを告白する高耶さん
それらのシーンの後、店を出てきたところからCDは始まってます。
以前から時折、風の匂いで何かを思い出しかける瞬間があると話す高耶さん。
それが「何を」なのか・・・
そして仙台での母親の一件
冷静になってる今だからこそ静かに直江と話せる『母親』の事
そんな母親から預かってきたと直江から手渡されたバースデーカード
CDのラストは高耶さんの啜り泣く声で終了します。
もう、今までのチョイスされた内容は戦ってたり、争っていたり、罵っていたり・・・
どこか緊張感がある、ある意味、ミラらしい内容が多かったりしたんですが、今回は本当に静かで。
あまりに静かで・・・
だからこそ、余計にラストの高耶さんの啜り泣きが泣けて泣けて・・・
ああ!本当に高耶さんってお母さんが好きだったんだな〜と。
もしかしたら、自分と美弥ちゃんだけの母親であって欲しかったんじゃないかとさえ思ってしまいました、
原作の時もなんですけど、音で聞くとさらにウルウルしてしまって。
関さんと速水さんの声の力が凄過ぎます。
ただ、出来たら本当に短編なので全部音声化してくれたらもっと嬉しかったんですが・・・。
さて、僅かながらフリトも入ってました。
速水さん曰く、「こういう直江と高耶ってイイですね!」
「余計な事を考えてない直江ってイイですね!でした。
確かに、本編だとこういう静かなシーンって少ないですものね〜。
ってか、余計な事って直江は何を考えてるんですか〜?(≧m≦)ぷっ!>速水さん
激しくって
お馬鹿で
一方的で
グルグルしてる直江が大好きですが、ミラの初期の頃の直江って本当にこういう大人というか、静かに高耶さんとして目の前の人と接していて。
激しさの欠片も見せなかった人だったのよね!というのを思い出させてくれるそんな短編でした。
しかし、原作を読んでいた当初、「群青」の内容が結構衝撃的で。
そして群青から「覇者の魔鏡」に繋がっていくので、氏政兄と氏照兄の景虎様を思う気持ちと、400年知らずにいた事実。
この辺も実はとっても音で聞いてみたいお話です。
でも、それ故に「七月のシリウス」が若干記憶が薄くって。
なので、今回全サに選ばれた事できちんと今読み直せてよかったと思いました。
あ!他作品はまだ聞けてません。
これから「伯爵と妖精」を聞こうかな?
「悪魔の様な花婿」
「鬼舞」
「三千寵愛在一身」
「天命の王妃」
「伯爵と妖精」
「炎の蜃気楼」
「マリア様がみてる」
以上が収録されてました



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