SOLILOQUY 2

「ちょうどよかった。そろそろお話したいと思ってたんですよ」

絶体絶命のピンチだ(>_<)



「夏目が消えた？」

カッパから、夏目の姿が見えないと聞かされたヒノエ
東方の猿の仕業？
さらに、祓い屋が再び妖狩りを始めたと聞いて事態を飲みこんでいく

するとつるつると牛がその猿面に脅されてやってくる

「夏目という小僧はどこだ！仲間を返せ！！」

祓い屋と結託して仲間を連れ去った？

「夏目が誤解されてるのは気に食わないね」

だが、ヒノエは夏目はそのどちらもしないとキッパリ言いきる

「そういう事だ」

さらに三篠が現れた事で猿面たちは逃げてしまう。


ヒノエは三篠の背に乗り、夏目を探しに出かける。




その頃、一室に通された夏目

「的場一門に入りませんか？夏目貴志くん」

あれから夏目の事をいろいろ調べたらしい的場は甘い言葉で自分の下に来ないかと誘う
だが

「お断りします！」

辛い時期があったのは事実だが、今は違うと
だが、それに対して、夏目の全てを知ったらどうなるか・・と問う的場

「あなたには関係のない事だ！帰ります」

しかし、簡単に返してくれる筈もなく。

「何故、妖怪に肩入れするんです？」

惑わされ、裏切られた経験もあるでしょうと言う的場。

「でも、それだけじゃない。そうじゃない妖にも」

そんな時、すごい殺気をまとった斑が助けに入る（カバンも見つけてきてくれた）


「これは使えそうだ」

札を投げ、斑を気絶させてしまう的場。

「君は危険ですね。すっかり妖怪に心を奪われてしまっている」

短刀を出し、ニャンコ先生を抹殺しようとする的場に身体を張って守る夏目
的場の言う利益という言葉は当たっている。それでもどかない

結局、夏目はニャンコ先生と猿面と共に牢屋に戻る羽目に。



東方の森に入った三篠とヒノエ
目の前では七瀬が式を使って猿面狩りをしていた
彼らのお頭である六花を探していたのだ

「我が主、夏目殿はどこにいる？」

七瀬たちを追い返したヒノエ達

「夏目・・レイコ・・・」



助けて貰った事には感謝する猿面達
そして六花は眠っていると知る
なら友人帳をどうして狙うのか？

とにかく六花の所へ行く事に



「腹が減ったー！退屈だー！！」

目を覚ましたニャンコ先生　　ゴロゴロしててラブリー過ぎるよっ！（笑）
しかも、相変わらず猿面にはブタ呼ばわりされてるしっ　（*￣ｍ￣） ププッ

牢屋には札が張り巡らされている

「おお！ここにいたか」

そこに、猿面を探しに来た仲間の姿が。
しかし、夏目を見つけるや否や、友人帳を奪おうとする

「待て！そこに友人帳は無い。私が確かめた」

何故か、仲間に嘘を言う猿面
だが、そんな時、足音が。
慌てて逃げるように言う夏目

「気になって来てみれば・・・どうやら君は妖怪を手なずける力があるようだ」

口答えする猿面を術で苦しめ始める的場。夏目の言葉も聞かない

「そろそろ、本気で黙らせてもいいんだぞ、夏目」

そんな的場に、とうとうニャンコ先生が本気を出す。
力で札を簡単に破り斑の姿となって背に夏目と猿面を乗せ脱走する

「また、逃げられてしまいましたか」



さっきの嘘に礼を言う夏目

「わからん。人間にとって妖怪など霞みのようなモノだろう。それを守って何になる」
「しかたないだろう。勝手に身体が動いてしまうんだ。
本当に大事なものなんだ」



猿面を東方の森に返し、そのまま帰ろうとしたのだが・・・

「夏目、おまえの言う通りかもしれん
友人帳を奪って持って帰ればお頭は悲しい顔をなさるかもしれん」

だが、そこに現れた猿面達
何を言っても通じない
穴に落とされ取り囲まれてしまう


「「「最悪め。いったいどれだけの禍をもたらせば気が済むのだ」」」

それを救ったのはもちろん斑



夏目に手を出すなら、今度の敵は自分になると脅す

「そこまで！」

声の主は三篠が連れてきた六花だった

「こやつらの無礼を許して頂きたい」

六花は的場が森のあちこちを封印した事で力を奪われ眠っていたのだった。
だが、夏目が来た事で結界が解けた為にこうして目覚める事が出来た
猿面達は、六花が眠ってしまった事に恐れ、力を得る為に友人帳を狙ったのだ。
奪わない・・そう約束する六花

そこへ夏目を助けようと乗り込んできたのはつるつると牛。
さらに、目の色変えて鎌を持って殴りこんできたヒノエ
だが、夏目が止めた事でみんな揃って八ツ原へと戻っていく

「本当に行かせてよかったのですか？」
「もう、十分力は貸して貰っている」

六花の言葉通り、彼らが戻っていくのをよく見ると、封印の札が千切れて舞っている。



「まったく・・我が主はなかなか我が名を呼んでくれなくて困る」

そう言う三篠に礼を言う夏目

「友人帳など誰かにくれてやればいいのに」
「俺に代わって名を返してくれる奴だったらね」
「私が貰う約束だぞ」

夏目の言葉にニッと笑う三篠
そして、札が千切れ舞っているのを見ている的場

「格が違う。うちの式を集めてかかっても手が出ないかもしれませんよ」

七瀬の言葉に、この森を放棄すると言う的場。



いつもの日常が戻ってきた
気遣ってくれる友人たち
彼らと別れて河原へ行くとあの猿面が会いに来た

「悪かったな。
学校とかいうおまえの仲間の前で妙な行動を取らせた」

微笑む夏目
そしてその後ろでは夏目を呼ぶ妖たちの姿が。

「おまえには、友人帳を使わなくても動いてくれる妖がいるのだな」
「ああ。友人なんだ」


そして星を見に行くと約束した日。
相変わらず心配してくれる塔子たち


いつか話せる時がくるだろうか？
このもどかしい嬉しさを
眩暈がするほど温かい日々

目を反らさず、そろそろちゃんと向き合うべきなのかもしれない
友人帳を守ると決めたのだからーーー





とりあえず、解決してよかったです。
もしかしたら今までで一番緊迫した展開だったでしょうか？
第１話からそんなだったので、ビックリしましたが、とにかく猿面にだけは夏目の言葉が伝わって本当によかった。

的場とは多分、永遠に心が交わりそうにないですが・・・




ミラーブログURL　http://84446692.at.webry.info/201201/article_21.html


　←よろしければ１クリックお願いします



　夏目友人帳 肆 1 (本編Blu-ray+特典DVD+CD) (完全生産限定版)

　夏目友人帳 ミニフォトアルバム 紫陽花【予約 02/25 発売予定】

　 夏目友人帳 ステレオイヤホン(ニャンコ先生)