最近、届いた箱の分は一応全て読み終えました(珍しいー/笑)
実は、ちょっと自分でも理由がわからないのですが、今日一日とにかく気持ちが悪くて。
近所の買い物でも頭がスゥーっと冷たくなってしまって、少し休んでから帰宅する事態に。
ちょっと久しぶりな事で、自分が一番ビックリしてしまいました。
(なかなか今週のWJが買いに行けない/泣)
そんな状態だったので、とにかく今日は一日布団虫。
そのおかげで?とにかく最近届いた2回分のコミコミさんから届いた荷物は全て読み終えました。
その中で、面白かったと書いたのを
宮本佳野:原作
【出版社ペーパー付★】ドリーマーズ・ハイ B’
新書館

親友のカレシを好きになってしまう。そんなのアリか――?
郁也は男相手でも女相手でも恋愛に興味がない。そんな郁也の幼なじみの大地に年上の男の恋人ができた。郁也が大地をうらやましく思うのは、恋人がいるからじゃなく、大地が幸せそうで、キラキラしているから。しかも、大地と恋人のベッドルームをうっかり覗いてしまってーー!? 表題シリーズを含む同居から始まるトシゴロ恋愛レポート!!
2つのカップルのお話が収録されていて、
前半は寝取られならぬ、友達の彼氏を寝取っちゃう子のお話。
親友がゲ○なのは告白され済み。
そんな親友、大地に彼氏が出来たと聞かされる。
主人公、郁也は母子家庭?
その母は男が切れた事はないが、よく痴話喧嘩しては大騒ぎ。
そんな環境だからか?男にも女にも恋愛に興味が持てない子。
そんな母と喧嘩して飛び出した郁也。
大地の家に行くものの、これからデートと聞かされて、辞退するものの結局一緒に大地の彼氏の家に行く事に。
大地の彼氏・貴志はなんだかヤバそうな職業っぽい感じの人で。
しかも、2人っきりの時に大地について訊ねると「大地は恋人じゃねえよ」と答えて・・・
親友を大事にしてくれていない風の貴志に反感を持っていた筈なのに。
なぜかその後、大地抜きで自分だけ呼ばれるようになって、キスして、最後までしちゃって・・・
大地には内緒の関係が続いて。
でも、それもバレる日がきて
大地は大事。でも、どうしても貴志と会うのを止められない・・・
初めて恋愛らしい経験をして、母親の事も少しずつ理解できるようになって。
恋人(大地が一方的にノメっていた感じ?)と親友から裏切られた形になった大地だけど、この子も結局郁也を嫌いになりきれなくて。
それとミュージシャンになる夢の為に上京も決めていて。
結局は、ちゃんと向き合って話し合えた事で円満解決(?)
この話の中で心に残ったのはあとがきの
遠い日々は遠いからこそ美しいのかもしれませんね・・・
という先生の言葉。
うん。絶対それってあると思う。
まだまだお若い方はわかりませんが、私くらいの年になってくるとそういう気持ちってすごくわかる気が。
イイ事も嫌な事も
それでも「あの頃は」って思える気持ち。
この2人も、ラストの5年後のショートが入っているんですが、
既にそんな感じになっていて。
相変わらず大地と郁也の友情も続いてるみたいだし。
これからもなんかこの2人は腐れ縁っぽく仲良くしていって欲しいな~。
後半は偶然、雪道で行き倒れている男を拾ってしまったリーマン。
拾われた良太はチンピラ。
組の鐘を盗んで飛び出してきたらしい。
そしてリーマン・拓巳は幼い頃徹底的に母親から無視されて育ってきた男。
それ故に信用出来るのはお金だけ!と、見つかったら警察沙汰になりそうなヤバイ事をして鐘を儲けている。
良太の事も厄介だし、自分の秘密を勝手に暴いて居座るし、身体を要求するし・・・と最悪だった筈なのに。
いつの間にか一緒にいる事がフツーになってしまった日々。
紆余曲折ありつつも、良太は組に金を返し。拓巳も会社を辞めて秘密の金儲けからも足を洗って。
こっちのカップルはこれからどんどんバカップルになっていくのが決定みたいで(笑)
個人的には表題のお話の方が気になったんですが、
この作品も、宮本さんらしくちょっとシリアスで、ちょっと切なくて。
それでいて甘くて笑いがあってと。
面白くてグイグイ一気読みとなりました(^^)
ただ、個人的にはどっちの作品ももうちょっと読みたかったというか・・・
一冊丸々、どっちかのお話か。
分けるなら、ラストに出てくる大地とマサユキの話を読んでみたかったです。

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